吾輩は猫である
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Thursday, 2004 / 01 / 01
猫がかいた記事
名前は今年から「まけぼの」にされた。
吾輩は猫であるが大抵のものは食う。裸足で駆けてく陽気なサザエさんに追いかけられるドラ猫のようにお魚くわえて逃げ出す気力はないし、波斯や暹羅などの純血種のように贅沢は無論いえる身分ではない。従って存外体重は少ない方だ。
二貫五百匁(9.5kg)で、齢は八つになる。
なんでも主人は近所の動物病院に「白い仔猫差し上げます(無料)」と貼紙がされているのを見つけて、後に姿を現すであろう兄者の嫁にと(無料で)貰い受けて来たのだそうだ。ところが嫁入りどころか、吾輩は間もなく腹を裂かれて子の産めない体にされてしまった。こうなっては飯を食って肥るよりほかに何等の能もない凡猫である。全く人間ほど不人情なものはない。